文章において"最も"重要な事とは

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こんにちは。


ブログ管理人の根本です。


今回はネットにおける文章についての根本部分のお話一つさせて頂きたいと思います。


ネットにおける文章なので


・ブログ記事
Twitterのつぶやき
・メルマガ
・LINE@


はもちろんのこと、いわゆる


・コピーライティング
・セールスライティング


なども含めての「文章」だと認識して頂いて構いません。


これら全ての文章において、最も重要なこと。


本日はそのことについてお話しさせて頂こうと思います。

 

 


文章(ライティング)において最も重要なこととは

 

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それでは結論から行きたいと思います。


文章において最も重要な事とは何か。


それは


「その文章を読んだ人にどのような感情(気持ち)になって欲しいのかを決める」


と言う事です。


つまり、文章書き始める前の段階で「この文章を読んでもらった読者にこんな感情になって欲しい」と決め、その上で文章を書いていく。


これが、文章において最も重要な事なんですね。


つまり、言い換えれば巷に溢れる

 

・コピーライティング
・セールスライティング


といったライティングスキルというのは、全部


「読み手になって欲しい感情へ誘導する為の技術」


という事なんです。


実際問題、あなたはブログ記事なりTwitterのつぶやきなりをする上で、それはなんのために書きますか?


おそらくその大半は突き詰めれば

・ブログで稼ぎたい
Twitterで稼ぎたい

という目的だと思いますし、その手段として


・ブログのPV数を増やしたい
・ブログから商品を売りたい
・いいねをたくさんもらいたい
・フォロワーを増やしたい


のでしょう。


だからこそ、その根本である文章力、ライティング力をもっと磨いていけばそれらが実現されるのではと。


そう思っている人は少なくないはずです。


だからこそ、そのライティングの「根本」「肝」を押さえておかないとその努力の方向性が全く違った方向にいってしまう。


野球で言えば、ホームランを打つために技術を習得したり筋トレを行うわけなのに、肝を押さえておかないと目的と手段が逆転してしまう。


技術を習得すればホームランが打てる。


筋トレをすればホームランが打てる。


みたいな。


もちろん、これも間違いではないですが方向性がずれていれば、ただの専門馬鹿になってしまう可能性があるんです。


めちゃくちゃライティングとかの勉強しているのに、一切稼げないみたいな。


いわゆるノウハウコレクターなんかは、目的と手段が完全に逆になってしまっているケースが大半です。

このノウハウを買っておけば稼げるだろと。


だからこそ、我々ブロガーは全てのライティングスキルを追求する理由を


「読み手になって欲しい感情へ誘導する為」


であるとしっかり認識し、方向性を定めておく必要があるのです。

 


「北風と太陽」の太陽のような文章を書く必要性

 

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そしてもう一つ、文章には重要な事があります。


それは


「どの視点で文章を書いていくか」


という事。


つまり、こちら側の売り手視点で文章を書いていくのではなく、あくまでも「買い手の視点」で文章を買い手いく必要があります。


そもそも、買い手というのは売り手側の事情なんて一切考えもしません。


いくらあなたが丹精込めて作った文章、コンテンツであっても買い手はそんなところは見ていないのです。


あくまでも、自分基準で商品を買うかどうかを判断する。


だからこそ、この買い手視点をしっかり持たないと買い手の感情を一切揺さぶれない文章が出来上がってしまうのです。


ちなみに、このイメージを的確に表しているのがイソップ寓話の「北風と太陽」


この話、ライティングの本質をかなり的確についています。


「北風と太陽」という物語は、北風と太陽が旅人のコートをどちらが先に脱がす事ができるかを競争するという話です。


北風は旅人のコートを脱がそうと必死で風を吹きかけます。


しかし、北風が風を吹きかければ吹きかけるほど旅人は寒くなりコートをしっかり押さえてしまう。


一方、太陽は明るく照りつける事で暑くなった旅人は、自分から上着を脱いでしまい勝負は太陽に軍配が上がる。


ざっくり言うと「北風と太陽」はこんな感じの話です。


これ一見ただの寓話に見えますが、実は物凄くセールスの本質が書かれている物語だったりします。


例えば、先ほどあげた「売り手視点」と「買い手視点」の話とかもまんまこれ。


売り手視点はいわば、北風の視点。


「売る」ために北風のように必死に風を吹かす。


ひたすら煽ったり、魅力やメリットを書きまくり押して押しまくる。


もちろん、これで商品が売れる時もあります。


しかし、相手(買い手)の防御力が高い場合であればこれを破る事はできません。


つまり、こちらが買ってほしい商品を成約に結びつける事は不可能になります。


一方、「買い手視点」とは「太陽の視点」。


これは「売る」のではなく、顧客の側から「欲しい」「買おう」という感情と言葉、行動を


「引き出す」


為の努力になります。


だからこそ、太陽の視点は売るのではなく


「欲しいと思ってもうらにはどうすれば良いのか?」

「買おうと思ってもらうにはどうすれば良いのか?」


という考えの元文章を買いていくわけです。


そう考えた時、次に考えなければいけないのは


・そもそも、欲しいっていう気持ちにって何?
・買おうという感情って何?


という事。


これが次なるステップになります。

 


人間の欲しい、買おうという感情はどこから来るのか

 

では、その「欲しい」「買おう」という人間の感情はどこからくるのか。


これらは端的に言えば


「未来から来る」


というのが正解になります。


つまり、


「その商品を購入した後に訪れる自分が望む未来を想像した時」


人間は欲しいという感情になるのです。


ちなみに、この商品を購入した未来をライティング用語でベネフィットと言います。


そして、このベネフィットをより鮮明にイメージさせるためには、紹介していく商品の特性をしっかりと知る必要があります。


商品を理解できれば提供できる未来(ベネフィット)がわかる。


未来(ベネフィット)がわかればターゲットになって欲しい感情がわかる。


という感じですね。


ぶっちゃけ、ここまでお話した事をきちんと理解していればライティングに必要はほとんどの事はクリアしたと思って頂いて構いません。


それぐらい、ここまでの話はライティング、文章において重要な事なんです。


もしあなたが、これから文章、ライティングのスキルを身に付けたい、あるいはすでにその勉強を始めている人はこのポイントを再確認するようにして下さい。


根本を押さえずにそのまま実践すれば、せっかくの努力が無になってしまう可能性があります。

 

まとめ


・ライティング、文章で最も重要な事はあらかじめ「書いた文章を読んで読者にどのような感情になって欲しいのかを決める事」
・ライティングスキルはその感情に誘導するためのスキル
・セールス文を書く際は、売り手視点ではなく買い手視点で文章を書いていく必要がある
・人間の「欲しい」という感情は未来からくる
・だからこそ書き手は読み手にしっかりとベネフィットを認識させなければならない


という事が本日の記事のまとめになります。


是非、参考になさって下さい^^


では。


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