人間が感覚的に反応してしまう文章の原則とは
今回は
「人間が感覚的に反応してしまう文章の原則とは」
というテーマを解説していきたいと思います。
本来ネットビジネス、リアルビジネス問わず文章によって何かを売り込んでいく際は特定のターゲットを設定し、そのターゲットに向けてなんらかのメッセージを届けるというのが鉄則となります。
これは間違いなく必須事項です。
それこそそのターゲットが明確であればあるほど、より高い反応が取れる文章を書いていくことができるのは間違いありません。
そして、今回のテーマはその一歩手前にあるものとなっています。
特定のターゲットというくくりではなく、およそ「全ての人間」に共通して言える、人間心理の原理原則。
全ての人間が持つ
「根源的な欲求」
についての話です。
誰もが「感覚的に」「本能的に」反応せざるを得ない文章。
仮にどのような商品を売っていくにせよ、どんな人間をターゲットするにせよ、これからお話していくテクニックを駆使していけば全てに共通して極めて高い効果を発揮していけるはずです。
全ての人間が根源的に持つ、共通的な「欲求」とは
まず、そもそも全ての人間が共通して持つ「欲求」という事について考えてみます。
それは
・食欲
・性欲
・睡眠欲
といういわゆる三大欲求というものです。
これは「生理的欲求」とも言います。
人間が生命として生きていくため、種を繁栄させるために必要なもの。
いわゆる生まれながらに全ての人間に備わっている「本能」と言うやつです。
お腹が減ったらご飯が食べたいと思う。
これは、お腹が空腹になり体が栄養を求め始めると脳が身体と連動して信号を出す結果現れる現象です。
まさにこれが人間の本能になります。
あらかじめ備わっている人間の機能と言ってもいいでしょう。
当然これは「性欲」や「睡眠欲」にも同じことが言えます。
それゆえ、この欲求に対して訴えかける言葉(文章)は全ての人間が共通したイメージをし、そして反応を示すようになるのです。
例えば、
「霜降りがびっしり入った肉をじっくりと焼く。そして肉汁したたる肉厚ステーキを口いっぱいに頬張る。」
こんな一文を読むだけであなたはそれとなく、自分のイメージの中でうまい肉を食べる想像をすると思います。
生理的な本能が刺激され、あなたの心理状況は僅かでもこのような言葉に動かされるのです。
あるいはこんな一文。
「炎天下の中の肉体労働。もうすでに5時間は動きっぱなし。当然、喉はカラカラ・・・・そんな火照った体にキンキンに冷えた生ビール!!」
もし、あなたがお酒好きの人なら思わずゴクリと喉を鳴らしてしまったかもしれません笑
ひょっとするとこの一文で冷蔵庫を開けて、ビールを取り出す人もいるかも?笑笑
人にイメージを与え、その欲求を刺激し行動を起こさせる。
そのために、このような生理的欲求を刺激するテクニックは時に絶大な効果を発揮します。
もちろん、ステーキやビールの話で家や車を売っていく事はできません。
ただアフィリエイト記事やブログ記事、あるいは有料noteにおける冒頭文などにこうした欲求を刺激する言葉を随所に入れていく事で、読み手はあなたの言葉に感覚的な刺激を受ける事になります。
そして、そうした小さな刺激の積み重ねが最終的な行動へ読み手を導いていく事になるのです。
つまり、あなたが売っていきたい商品を読者にアピールする際、こうした欲求を満たすことができる要素が少しでもあるのなら、その点をアピールしていく事が効果的であり、同時に読み手には感覚的、生理的、本能的に強い影響を与えていくことができます。
はい、どうでしょうか。
ここまでが、誰もが持っている欲求の第一段階として誰もが確実に反応してしまう欲求へのアプローチ方法です。
人間が誰しも共通して持つ「もう1つの」強い欲求とは
そして、ここからは全ての人間が共通して持つ「もう1つの」強い欲求について。
それは、マズローという心理学者の説の考えを根本としており、これを第二段階の欲求と位置付けています。
そして、その第二段階の欲求こそ
「安全欲求(未来欲求)」
です。
こちらに関しては、色々と意見が別れる部分がありますが僕はマズローが提唱する、第二段階の欲求は確実にあると踏んでおり、僕自身こちらの欲求への刺激を駆使する事で極めて高い成約率を叩き出す文章を書いてきました。
ちなみに、こちらの欲求は不安を取り除き、未来も快適に生きたいという欲求になります。
言うまでもなく、このような願望や欲求は誰しも持っているはずです。
それこそ、今巨万の富を得てどれだけ快適な暮らしをしている人であっても、この欲求が消える事はまずありません。
むしろ持つもの(所有する財産や資産)が多くなればなるほど、次はそれを守りたいという欲求が出てくるからです。
そしてこれこそが、安全欲求(未来欲求)というものになります。
何より、この欲求を刺激出来る文章もまた高い反応を打ち出す事ができます。
ただこちらの欲求は先ほどあげた、第一の欲求である「感覚的な欲求」と比べて少し論理的な部分を併せ持った欲求です。
つまり、この安全欲求を刺激するにはこちら側も感覚的な刺激を与えると言うよりもより論理的な解説を用いて刺激をしていく必要があります。
それだけに、この欲求を刺激する文章はたとえどのような商品を売っていく場合であっても、色々な角度から論理的に書いていくことができるはずです。
将来や未来に対する絶対的な安心感。
多くの人はそこにお金や財産を投じてくれます。
「基本的欲求」と「社会的欲求」
ここまでお伝えしてきたそれぞれの欲求は心理学の世界では、
・生れながら持っている欲求(食欲、性欲、睡眠欲)=基本的欲求
・社会生活の中で生まれる欲求=社会的欲求
と呼ばれています。
そして、この「社会的欲求」にはまだ次の段階があり、それらもまた多くの人に強い刺激を与えることができるものとなっていきます。
それが
「人から尊敬されたい」
「人より優れていたい」
という
「尊重欲求」
です。
この欲求も必ず全ての人間が持つ欲求の1つになります。
つまり、この欲求を刺激する言葉も人が感覚的に反応してしまう非常に効果の高いものだと言うことです。
心理学の世界では、先ほどの安全欲求やこの尊重欲求を「社会的欲求」と分類し、最初にあげた食欲、性欲、睡眠欲などを基本的欲求と分類します。
ただ僕の場合は、この心理学をビジネスのマーケティングに応用していくのなら
第一段階の欲求=基本的欲求と安全欲求
第二段階の欲求=尊重欲求
と分けて考え、自分が扱う商品がどちらの人にアピールすべきかを考えるようにしています。
なぜなら、僕個人の長年の統計的にこの分類が最も高い成果を出せているからです。
大切な事は、この欲求をより強く持っている人をきちんと分類し、そのターゲットに対して適切な言葉をかけていく事。
今生きる事に困っている人、将来の不安を消したい人をターゲットにする商品には第一段階の欲求を刺激する言葉を使っていく。
そういった不安よりも自分自身の価値をもっと高めたいという人をターゲットにする商品には第二段階の欲求を刺激する言葉を使っていく。
これがしっかりとできれば、まず持って自分が書いた文章から商品が売れないと言う事はなくなります。
文章における「欲求」と「成約」とは
では最後に
「欲求を刺激するとはどう言う事なのか」
と言う点について言及しこの記事を締め括りたいと思います。
では、欲求を刺激するとは一体どういう事なのか。
それは端的に述べると
「その必要性を相手に認識させる事」
です。
ここまでお伝えしてきた欲求というのは、人間誰もが絶対に持つ欲求なのは間違いありません。
ただ、誰もが持っていると言うことと「それに気が付いている」と言うこととは全く別物です。
つまり、日常からその欲求を「意識」しているのかと言えばおそらくほとんどがそうではないと思います。
お腹が空いていない時に食欲は生れません。
眠くない時に睡眠欲も生れません。
また、日常の中で心から楽しいと思うことをしている最中に将来の不安を感じる人もいません。
また、1年365日ずーっと人から尊敬される事だけを考えているような人もまずいません。
しかし、これらの欲求は普段意識していないだけであって、全ての人間の心の中には必ず存在しています。
だからこそ、普段意識していないそれらの欲求をこちらの「言葉」によって呼び覚まし、そして意識させるのです。
先ほど挙げた例のようにステーキやビールの話をされた時、少なくともあなたは刺激されたと思います。
それと同じように、言葉によって欲求を呼び覚ます事はそれほど難しくはありません。
「欲求を意識させて、その解決策を提示する」
これが文章によって最も高い反応を取れる原則の1つになります。
アフィリエイト記事や有料noteの冒頭文。
あるいはそれ以外のテキスト媒体でなんらかのセールスを行なっていく場合。
この全てに今回お話させて頂いたテクニックをそのまま使って頂ければ、あなたが書く文章からはびっくりするぐらい商品が売れていくと思います。
それこそ、それなりのアクセスやフォロワー数がいれば飛ぶように商品は売れていくでしょう。
ですので、まずは意識的にでもこれらの欲求を刺激する文章を書いていくようにしてみて下さい。
人間の感覚を刺激する"強烈な"文章を作るテクニック
本日のテーマは
「人間の感覚を刺激する文章の書き方」
というものです。
人間の感覚とはすなわち、五感の事を指します。
五感とは端的に言えば
・視覚
・聴覚
・触覚
・味覚
・嗅覚
の事です。
何より人間というのは、この五感の力を最大限発揮してあらゆる物事の情報を自分の中にインプットし、そしてそれを動機としてアウトプットしていきます。
そしてそれらの感覚には全て「記憶」が付着しているわけです。
例えば「レモンの味」と聞けば、レモンを食べた事がある人ならすぐにでもその味をイメージできるはずですし、その記憶が強ければ強いほど感覚としてレモンのあの酸っぱいイメージが湧いてきて口の中には唾液で一杯になるでしょう。
また、何かしらの色を問われればその色をイメージするはずですし、足の小指をタンスにぶつけてしまった事を聞けばその痛みのイメージもできるはず。
いずれにしてもそういうもののイメージが即座に思い出せるのは、全てこの「五感」によって体験してきた記憶だからです。
そしてその五感の中でも、最も人間が頼る感覚は
「視覚」
と言われており、視覚によって得た情報が自分の中に最も強い記憶として残ります。
つまり、視覚によって得たイメージこそ人間が最もイメージしやすい感覚なのです。
読者の心を掴む文章には「イメージ」は必須
ここでウェブライティング、セールスライティングのテクニックの話に転換していきますが読者からの反応が取れる文章には今述べた
「イメージ」
は必須事項になります。
なぜなら、その文章を読み進めていく途上で読者が何かしらのイメージを頭の中に鮮明に描くことができれば、それがそのまま反応に繋がっていくからです。
逆に言えば、読者にイメージを与えられない文章ではまず反応を得る事はできません。
例えば、ビールを1つ売るにしてもその美味しさを鮮明にイメージさせることが大切だと言うことです。
「このビールはとにかく美味しいビールです」
このような文章からは漠然とした「美味しさ」というイメージしか伝わってきません。
しかし、これをこのように変えればどうでしょう。
「しっかりと熟成させた麦を一番絞りにした贅沢なビール。口に入れた瞬間、上品な麦の香りが口いっぱいに広がります。」
ちょっと回りくどいかもしれませんが、この一文だけでもあなたはたくさんの事をイメージ出来るはずです。
しっかりと熟成させた麦。
その麦の香りと旨味が口いっぱいに広がるイメージを想像できるはずです。
おそらく普段ビールをよく飲まれる方なら、特定の銘柄のイメージをされるかもしれません。
いずれにしても、文章において人の心を掴みそして反応してもらうには、このように文章を通してイメージを与えていくことが必要なのです。
自分の欲求を認識させ、その欲求を満たす方法をイメージさせる
今回ここまで解説してきている「人間の感覚を刺激する文章の書き方」は、以下の記事でもお話した全ての人が反応してしまう文章の「欲求と成約」の部分にも応用可能です。
これは端的に言えば、こちらがあえて欲求やストレスを意図的に与える事で、読者にその必要性を認識してもらうテクニック。
欲求を意識させるための文章の中で、より具体的なイメージが湧くように描いていく事で、読者はより鮮明にその欲求や不安を認識するようになります。
そして、その欲求を満たす方法や不安を解消するための解決策をより明確に打ち出し、その欲求や不安から解放された自分をイメージさせていくのです。
そのイメージをより大きく、より鮮明にさせることができればできるほど振り子の反動のように読者はその商品を買わずにはいられなくなります。
何より、有料noteやコンテンツ販売などにこのテクニックが使えるのは言うまでもありません。
もちろん、それはブログにおけるアフィリエイト記事でもそうです。
実際、あなたもそういった文章を目にしたことがありませんか。
お金に苦しんだ過去、仕事に苦しんだ過去をより詳しく鮮明にイメージさせた後、ある方法でその状況を打破し、今はこれだけ幸せな生活を送っています・・・・みたいな文章や広告。
もちろん、そもそも論としてそれを言っている側の人間に信用がなければ、いくらそこでサクセスストーリーを語ってもただの胡散臭い話に終わってしまいますが、少しでもその人の話を本気で聞く人がいるのならそんな話でも十分に効果があります。
本気で話を聞く人からすれば、自分自身が経験している苦しみのイメージと重ね合わせ、そこから解放されるイメージをしてしまうからです。
まとめ
それではまとめに入っていきましょう。
・人間は感覚で動く生き物
・その感覚とは五感であり、五感によって多くの情報を取り入れている
・五感には記憶があって、言葉によってそのイメージが換気される
・その中でも最も強い感覚は「視覚」である
・ブログやツイッターなどを書く際は読者により鮮明なイメージを与えられる文章を書く
・欲求やストレスをイメージさせる文章に対して、それを解決した状況のイメージを与える文章は高い反応を生み出す。
五感を刺激し、イメージを与える文章。
これが書けるようになれば、言うまでもなくあなたのブログやTwitterからの反応は格段に上がっていくでしょう。
読者をグイグイ引き込む文章(記事)を書く方法
こんにちは。
ブログ管理人の根本です。
本日は読者からの反応、すなわち行動を起こさせる文章の書き方を解説していきたいと思います。
これからお話する内容は、
・ブログ記事
・Twitter
・Facebook
・メルマガ
・LINE@
などウェブライティングを活用できる様々な場面に使っていけるものです。
さて、そんな読み手に行動を起こさせる文章の書き方を解説していきたいと思うのですが前回お伝えした「お金を生み出せる文章」という記事はご覧頂けたでしょうか?
まだ、ご覧になられていない方は是非以下からご覧になって下さい。
この記事で僕が主にお伝えした事は、文章によってお金を生み出していくには読者の心を動かす必要がある、そしてその心を動かすためには3つのステップを踏んで行かなければいけない・・・・・
そんなお話をさせて頂きました。
そして、その3つのステップこそ
1、興味と関心を持つ
2、共感と信頼を持つ
3、行動する
ブログ記事でもTwitterのツイートでも、文章で何かを売り込んでいく時には原則的に上記の3つの段階を経ていくことができれば、いわゆる商品の成約率は極めて高いものとなっていきます。
少なくとも、これらのステップをしっかりと踏んだのであれば商品をセールスしていってその商品が「全く売れない」という事はありえません。
それゆえに、テキストベースで商品を売っていくネットビジネスを行う上でのライティングスキルは以下の3つに集約されるのです。
・読み手に興味と関心を与えるライティングスキル
・読み手に共感と信用を与えるライティングスキル
・読み手に行動を起こさせるライティングスキル
ここまでの事を「お金を生み出せる文章とは」という記事で解説させて頂きました。
参考:お金を生み出す文章とは
そして、今回はより具体的なライティングスキルについて解説していこうと思います。
その中で、今回お伝えしていこうと思うスキルは上記の3つのステップの最初のステップである
「読み手に興味と関心を与えるライティングスキル」
について詳しく解説していこうかなと思います。
言ってみれば、この部分をクリアしなけば文章における本文を読者に読んでもらえる事はありません。
それゆえに、1つの文章を最後まできちんと読んでもらうためには冒頭段階で
「読者をグイグイ引き込むような文章」
を書く必要があるのです。
何より、読者を引き込む文章とは言ってみれば、特に興味や関心のない人が何気なくその文章を目にした時、その続きが読みたくて読みたくて仕方がなくなる文章を指します。
ブログ記事で言えば、そのタイトルをクリックし読者が記事の冒頭部分を目にした時。
そのスタートの段階で読者を引き込むことが物凄く重要になってくるわけです。
いかに読者とのファーストコンタクトで、その記事の内容に興味と関心を持ってもらえるか。
もし、その冒頭部分で読者に興味や関心を引き出すことができなければ、たとえその記事の本文において素晴らしい内容のコンテンツを提供していてもそれを読者に届ける事はできません。
なぜなら、読者は冒頭部分において「読む価値がない」と判断した文章を最後まで読み進める事はないからです。
だからこそ、読者の興味と関心を引き出すという事は、全てのテキストコンテツに課せられた「最初の課題」と言っても過言ではないのです。
もちろん、読者から興味と関心を引き出すという事と、何かしらの商品を成約していくという事はそのままイコールにはなりません。
ここはあくまでも別物と考えて下さい。
しかし、最初の段階で読者から興味と関心を引き出すことができなければ、その文章からなんらかの商品が売れていく可能性は「ゼロ」だという事なんです。
つまり、このスキルは
「その文章を読者に読ませる為のスキル」
という事。
テキストベースの媒体を活用して、なんらかの商品を売って行こうとするのなら、このスキルがいかに重要であるかは言うまでもないでしょう。
じゃあ、どうすれば興味や関心もなく、何気にフラッと見る読者に興味や関心を持たせることができるのか。
そのポイントとしてはっきりと言えることは、以下の2点になります。
1、読み手に「何故?」を与える
2、読み手になんらかの「イメージ」を与える
では1つ1つ詳しく解説していきましょう。
読み手に「何故?」を与える
これは読んで字の如く、その文章を読み始めた段階で読み手に
「何故?(Why?)」
という感情を"意図的に"与えると言うことです。
これはわざわざ説明する必要はないと思いますが、人間は特定の物事に対して「何故?」という疑問を持てば自ずとそこに興味や関心を持ちます。
仮にそれが文章であったとすれば、「何故?」という興味と関心を持ちながらそのページを閉じると言う事はありないでしょう。
最後まで読み切るかは別として、確実にその文章を読み進める事は間違いありません。
何より、読者に対して「何故?」という感情を強く与えれば与えるほどその興味と関心は強くなり、その文章の続きを読み進める意欲が高くなります。
それゆえに、いかにしてこの「何故?」という感情を文章の冒頭段階で大きくさせるかが重要になるのです。
はい、ここまではいいですね?
じゃあその次に進みます。
読者に対して「何故?」という気持ちを与える事ができれば自ずと興味や関心が湧いてくるのはわかりました。
では、実際に読者に対して「何故?」という感情を与えるにはどうすれば良いのでしょう?
その最も効果的な手法は
「結論を先に与え、その結論への過程に興味を向けさせる」
と言うものです。
これは意外に思われるかもしれませんが、人間の興味というものは「結論」という部分よりも「その結論に至った過程」に集まります。
言ってみれば
・その結論に対しての興味や関心
・何故その結論に至ったのかへの興味や関心
これらを比較した場合、確実に後者への興味や関心の方が高くなるわけです。
映画や小説、あるいは漫画やアニメなどで言えば意見はわかれると思いますが、何かしらの商品を売っていく場合であれば、確実に後者の方が興味を引くことができます。
またベストセラーと言われるエンターテイメントの多くは、結論が先にわかった上でその過程に視点を向けさせるという作りになっています。
その典型はヒーローものです。
例えば漫画で言えば
・ドラゴンボール
・ワンピース
など。
あるいは
などもそうですが、こういった主人公がヒーローのものはもう大抵すでに結論はでていますよね。
例えば、ドラゴンボールで言えば漫画の単行本は42巻でていますが、誰も物語の序盤で悟空が敵に負けて死んでしまうなんて思っていません。
中にはそこに疑いを持つ人もいるかもしれませんが、その大半は
「最後は悟空(悟空側の人間)が勝つ」
と思っているはず。
その上で、どうのようにして勝っていくのかに興味があるから、物語を読み進めるだと思います。
誰も悟空がいつ敵に負けて世界が破滅することにハラハラドキドキする人はいませんよね。
つまりドラゴンボールで言えば、読者の多くは悟空が勝つと言う結論はすでにわかった状態でその敵に勝つ過程に興味や関心を持っているわけです。
もちろん、それは他の漫画や戦隊ものも同じでしょう。
あとわかりやすい例を挙げれば、ロングヒットの時代劇
などはまさにこの典型ですね。
最近で言えば、ワンピースなどは「ワノ国編」に突入していますが、物語に登場する光月おでんはすでにカイドウに公開処刑されているという結論はわかっています。
しかし、その過程に読者が興味を持つことを知っているからこそ、作者の尾田栄一郎さんはそのヒストリーをダイナミックに描いているわけです。
もちろん、そこを見越した上であえて梯子を外す作者もいますが。
まぁ、傾向としてはそのような構成が多いのは間違い無いと思います。
ちょっと話が脱線してしまったので、話を戻しましょう。
今漫画や映画などの結論は多少の違いはあると思いますが、仮にそれが文章を通して何かしらの商品の売り込みを行う場合であれば絶対に結論は先に出してしまった方が良い。
これは断言できます。
「いや、そんなことはない」
と思っている方。
例えば、ライザップ。
「我々が結果にコミットしたらこのクライアントさんは1ヶ月後どうなったでしょう?」
といきなり問われれば。
今でこそライザップは有名になっていますので、それでも興味や関心は惹けると思います。
しかし、世の多くの人が「ライザップって何?」という状態の時であれば
「いや、知らんがなw」
となって終了でしょう笑
そもそもライザップってなんやねんと。
しかし、いきなりビフォーアフターの被写体をあのリズムに乗せながら、比較写真を前面に押し出し、その上で
「たった1ヶ月でここまで体がシェイプアップした理由とは」
と問いかければ、そこに「何故?」「どうして?」とその先を知りたくなる人は多くなるはずです。
最初の例文は「体が見事にシェイプアップした」という結果を伏せ、そこに興味や関心を集めようとするアプローチ。
一方、次にお見せした事例は先に「シェイプアップした」という結果を伝えた上で、そこに行き着いた過程や経緯の方に、興味や関心を集めようとするアプローチ。
では、なぜ多くの人が前者ではなく後者に興味を抱くのか。
その理由は、前者が読み手にとって関連性が薄い内容のものであるのに対し、後者は読み手にとって関連性の濃い内容になっているからです。
まず、前者のクエスションは
「ライザップに行った人がどうなったか」
という点にスポットを当てているので、あくまでも「その人がどうなったのか」というだけの内容になっています。
一方、後者の
「たった1ヶ月で体をシェイプアップするために行なった事」
にスポットが当たっています。
つまり、それぞれの「結果」を知る事ができる物事を考慮したのなら、前者は「その人がどうなったのか」という自分とは関係の無い人間の結果を知るだけなのに対し、後者は「その方法や理由」を知る事ができるわけです。
仮に自分が読み手となって考えた時に、どちらにメリットがあるのかを考えれば「その方法や理由が知る事ができる」方なのは言うまでもありません。
現にその方法が自分にとって最もベストなものかもしれない。
そのような期待感を持つからこそ、後者の方に興味や関心を持つのです。
先ほど例にあげたライザップの例題を見てそこまで深く考えた人は少ないかもしれません。
とは言え、なんとなくでも前者より後者の方が読み手の興味を惹けるのではという理屈はわかって頂けたと思います。
だからこそ、それを文章に落とし込んでいく上でも冒頭部分で過程にフォーカスさせ「何故?」という心理作用を生み出していく事は、興味と関心を引き出していく上では非常に有効だと言う事。
是非、今後ブログ記事やアフィリエイト記事を書いていく上では活用してみて下さい。
では、ちょっと長くなっていますがもう1つのポイントに移っていきましょう。
読み手になんらかの「イメージ」を与える
読み手になんらかの「イメージ」を与える事。
これはイコールとして、
「思わず人が反応してしまう文章」
とも言える事ができます。
そして、そんな文章にはある特徴が明確に存在します。
それこそが
「読者からイメージを引き出す事ができる文章」
なのです。
これはブログ記事やメルマガ、あるいはSNSと言ったネット界隈のテキストのみならず、ビジネス書や小説といった全てのテキスト媒体に当てはまります。
端的に述べれば、あなたがこれまで読んできた書籍を思い返して下さい。
おそらく、心に残っている書籍、印象的な書籍はもれなく
「イメージしやすいもの」
だったのではないでしょうか。
それこそ小説であれば、自分がその物語の中に入ってしまったかのような感覚を覚える。
あるいは、その文章を読むだけでその情景が自分の心に鮮明に写しだされる。
そんなイメージをはっきり与えられる文章ほど、読み手は感情を刺激され心を動かされていくのです。
逆に、その文章をどれだけ一生懸命に読み進めても一切イメージのわかないような文章ほどストレスが溜まる文章はありません。
つまり、読み手をグイグイ引き込んでいくような文章において、読者にイメージを与えると言うことは必要不可欠であり、その与えるイメージが鮮明であればあるほど読み手はその文章に突き動かされていきます。
具体例をあげるとすれば、ビールを売り込んでいく文章を見比べてみて下さい。
(例文1)
「このビールはとにかく美味しいビールです」
(例文2)
「しっかりと熟成させた麦を一番絞りにした贅沢なビール。口に入れた瞬間、上品な麦の香りが口いっぱいに広がります。」
例文1からは「おいしい」というイメージは「なんとなく」しか湧いてこないはずです。
一方、例文2の方はおそらくこの一文だけでも、その「おいしさ」を読み手にイメージさせることができます。
たった二行だけの工夫でも、読み手の感覚を刺激し、そのイメージを与えていく事ができるのです。
それこそ、普段からビールを飲んでいる人ならこの一文だけでそのイメージを呼び起こすものであり、その記憶を思い出す事はそのまま読み手の五感を刺激する事に繋がります。
そして、その感覚を1つ1つ刺激していく事で読み手はその文章から色々なイメージを膨らませていく事になるわけです。
そして、そのイメージによって読み手は不快に思うこともあれば、幸福感を感じることもある。
さらに、その感情を期待感や恐怖感に導いていくことも不可能ではありません。
そしてその感覚をいかに興味や関心の方向に向けていく事ができるか。
「もっと知りたい」
「続きが気になってしかたない」
そのように思わす事で強烈なイメージを鮮明に与えていく。
これこそ、読み手をグイグイと引き込んでいくための文章に必要不可欠なポイントになります。
そんな興味と関心を引き出すためのライティングテクニック。
それがここまでお話してきた
1、読み手に「何故?」を与える
2、読み手になんらかの「イメージ」を与える
この2点であり、本日お伝えしたテクニックだけでもかなり具体的な解説になったと思います。
是非、あなたのブログやSNSあるいは日常の文章作成に役立てていって下さい。
では、今回は以上になります。
コンテンツ一覧
こちらではこのブログに掲載されている全てのコンテンツを網羅的に見ることができます。
もちろん、全て無料です。
また何か疑問点やわからない事があれば、遠慮なく以下から僕宛に連絡してもらえればなと思います。
アフィリエイト
>ブログにおけるテーマ、コンセプト、ターゲットで失敗しない方法
ライティング
お金を生み出せる文章とは
こんにちは。
ブログ管理人の根本です。
今回のテーマは
「お金を生み出せる文章」
についてです。
要はブログやTwitterなどでお金を稼いで行くために欠かせない、ウェブライティングのスキル。
今日はそんなお話を。
で、いきなりですが一つあなたに質問をさせて下さい。
そもそも、お金を生み出せる文章とはどのような文章でしょうか?
少し考えてみて下さい。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
はい、オッケーです。
まぁ、身も蓋もない話ですがこの答えはその人によって定義は色々となると思います笑
ただ、僕はお金を生み出す文章というテーマの根本を辿れば全て一つの答えに行き着くと考えています。
それは、
「お金を生み出す文章=人の心を動かすことができる文章」
これこそを全てに共通するお金を生み出せる文章の根本ではと思うわけです。
集めた読者に興味や関心を持ってもらい、そこから信用を感じてもらい、最後に行動を起こしてもらう。
実際問題、読者にこのような動きを起こさせるブログやTwitterあるいはメルマガなどはもれなくお金を生み出しています。
何より、忘れていけないのはあなた自身がブログやアフィリエイトでお金を稼いでいきたいのであればこのような文章を書けるようにならなければいけないと言うこと。
もう、それはお分かりですよね。
じゃあ、その「人の心を動かすことができる文章とは一体なんぞや」という話ですが正直これは一言でこうですと言えるものではありません。
なぜなら、人の心というものはその個人、そのタイミング、その場面でも動き方は変わってくるからです。
こちら目線で言えば「動かし方」ですね。
ただ、これまた勘違いして欲しくないのはその「動かし方」はそれほど難しいものではないと言う事。
というのも、人間の心の動きというものは厳密に言えば以下の3つしかないからです。
1、興味と関心を持つ
2、共感あるいは信頼を持つ
3、行動する
かなりざっくり見えますが、人間が行動を起こす心理を突き詰めて考えればこの3つの流れに分けられますし、我々側はこの3つをしっかり抑えておけさえすればブログからものを自由自在に売っていくことができるようになります。
ブログで言えば、この全てを一つの記事で行っていく場合もあるし、3つに分けて行う場合もある。
それはブログ全体の戦略によっても変わってきますが、やるべき事はこの3つ以外ないわけです。
つまり、あなたがブログで稼ぐために学ぶ必要のあるライティングスキルは
・興味と関心を持たせるライティングスキル
・共感と信頼を得ることができるライティングスキル
・行動させるためのライティングスキル
これらを学んでいけばいいと言うこと。
というかライティングに関していえば"これ以外のスキル"は全くもって必要ありません。
少なくとも、僕はこの3つを実践してこれまでそれなりに稼いできましたし、コンサル生の多くもこのスキルのみで稼げています。
つまり、この3つのスキルを一つ一つ学んでいって自分の頭の中にインプットしそれを実践すればいいだけ。
どうでしょう、これ誰でもやればできると思いません?
その上で、その時その時によって開ける引き出しを変えるだけみたいな。
実際、それだけで人の心を動かし行動に結びつけていく文章は普通に書けてしまいます。
ライティングスキルの本やノウハウって山のようにでていますけど、やるべき事は実際これだけなんです。
ライティングって明確な答えはありませんので、多くの人は難しく考えすぎなんですよ。
この3つの心理誘導を意識して、それぞれの役割を担った文章や記事を1つ1つ書いていけばその結果としてそれなりの反応は十分にとっていくことができます。
その上で、どんどん記事を書いていって自身のスキルと経験を積み上げていく。
いきなり年収数千万、数億円稼ぐトップアフィリエイターになる事は難しいですがそれでもこのスキルを学びながら実践していけばそれなりの収入は確実に得ていくことができるはずです。
なぜなら人の心理と文章の間には
「明確な"原理原則"」
があるからです。
その原則を学ぶと言うことが、文章術、ライティングスキルを学ぶと言うことなのです。
ブログを毎日毎日更新するのは良いですが、ただ闇雲に無機質な記事を量産しても意味がありません。
その記事にきちんとした意図を盛り込み、それを量産するからこそブログから大きなお金が発生するのです。
今回のブログ、アフィリエイトにおけるライティングについて大まかな話をさせて頂きましたが以下でのより詳しいスキルなどを解説させて頂いております。
ライティング、文章はブログやアフィリにおいて全てではないですが、必要なスキルの一つである事は間違いありません。
ご自身にそのスキルがないと思われる場合、是非以下のコンテンツをご覧になりご活用していって下さい。
価値のある情報を発信する方法とは
根本です。
今回のテーマは
「価値のある情報を発信する方法」
というものになります。
このテーマは
「"どのような人であっても"価値のある情報を発信していく方法」
と言い換えることもできるわけです。
やはりブログやアフィリエイトにおいて、初めて情報発信を行うような人からすれば
「自分なんかに読者が価値を感じる情報なんて発信できるのか」
という不安や懸念を持つ人は少なくありません。
実際問題、ほとんどの方がブログを初めても継続できないのはこのような悩みが非常に強いからだと感じています。
初心者であっても価値ある情報は発信できるのか
では、ここから本題に入っていきたいと思いますが、まず僕が考える結論から。
「初心者であっても価値ある情報は発信できるのか」
これに関してはこれまでの僕の経験上すでに答えは明確にでています。
それは
「たとえこれから初めて情報を発信する初心者であっても価値ある情報は発信できる」
と言う事。
その上で、どのような人であってもブログを介して情報発信を行い、アフィリエイトなどで稼いでいく事は全くもって問題なく行っていけます。
では、僕はなぜそこまで言い切れるのか。
もちろん、それには明確な理由と根拠があります。
その方法をここから詳しく解説していきます。
まず、そもそも論として認識しておいて欲しいのは、価値ある情報を発信する際において「誰に」その情報を発信するかというのが一つポイントになるわけです。
そして、価値ある情報を発信していくには少なくともその「誰か」よりもその分野においての知識や情報を持っている必要があります。
言うまでもなく、対象となる「誰か」が既に知っている情報や知識に価値を感じる事はありません。
つまり、人間が価値を感じる情報とは言ってみれば自分が知らない役立つ情報なのです。
人間が価値があると感じる情報=自分が知らない役立つ情報
この構図は常に頭に叩き込みながらインプットそしてアウトプットをしていくようにして下さい。
ですので、価値ある情報を発信していくにはまずターゲットとする「誰か」よりも知識や情報がなければいけない。
でないと価値ある情報を発信する事はできません。
ただ、逆説的に言えばその「知識」と「情報」さえ持っていれば、情報発信において価値ある情報を発していく事は「誰でもできる」という理屈が成り立つのです。
ですので、これができれば読者との間にブランディングを構築していく事ができますし、この理屈こそ以前の記事で僕が実績だけがブランドではないと言った理由になります。
ブランディングは決して実績だけではありません。
仮に自分に人に誇れる実績がなくとも、人が知らない知識や情報を持っていれば価値ある情報を発信できその情報によってブランドを構築していく事ができるのです。
ブログを介しての情報発信ビジネスで最も重要なのは、実績ではなく「知識」。
是非、肝に命じておいて下さい。
情報発信において必要なのは「実績」ではなく「知識」
これは以前の記事でもお伝えしているように、実績というものは必ずしも必要ではなく仮にそういう実績も突き詰めて考えれば「興味のひく一つのきっかけ」にしかなりません。
情報発信において、最も重要で必要なものは間違いなく「知識」になります。
そして実績はすぐには手に入りませんが、知識は今この瞬間からでも手に入れる事ができます。
単純に、何らかの知識をインプット(勉強)すればそれがそのまま「知識」となっていくからです。
例えば、今から1時間でも何かの分野の知識や情報のインプット作業に時間を費やせば、個人差はあってもその1時間で勉強した分の知識や情報は確実に自分の中にインプットされると思います。
少なくとも「1時間前の自分」と比べてみても、確実に知識と情報は増えているわけです。
言い換えれば、この1時間で勉強した知識と情報は1時間前には知らなかった。
そしてさらにその勉強を2時間、3時間と積み上がていけばその知識量と情報量は膨大なものとなっていきます。
つまり、情報発信とは現時点で自分が持っている知識や情報を知らない人に対して、自分が勉強して仕入れた知識や情報を自分の言葉として発信していけばいいだけの話なんですね。
少なくともインプット(勉強)を始める、1時間前、2時間前、3時間前の自分ぐらいの知識レベルの人はぶっちゃけ世の中には山のようにいます。
その証拠に国の調査によると、日本人の読書量は
・月に全く読書しない人は人口の約5割
・月に1、2冊読書する人が人口の約4割
のようなので月に3冊読書するようにして、そこで勉強した情報や知識を発信していけば世の中の9割の人に情報発信していける事になります。
仮に3冊読めずとも、月に1冊の読書であっても世の中の5割の人に知らない情報と知識を自分は知っている事になりますので、その知識と情報を発信できるわけです。
参考:文化庁による平成 30 年度「国語に関する世論調査」
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422163.html
実際、このような人たちにとってはあなたが勉強してインプットした情報や知識は多くの人にとって知らないものです。
つまりあなたが勉強してインプットした知識と情報は十分「価値ある情報」になります。
仮にそのインプット作業を毎日1時間程度を1年間継続すればどうでしょう。
おそらく相当な量の知識と情報がインプットされていくはずです。
そうなれば半年前の自分レベルの人、1年前の自分レベルの人にもしっかりと価値のある情報を発信できるようになります。
要は、ブログなどの情報発信媒体で価値ある情報を人に与えるとはこういう事なんですね。
どうですか?
自分にもできると思いませんか?
仮にそういった勉強は嫌だという人ならば、あなたはブログなどでお金を稼いでいくのは不可能だと思った方がいいと思います。
なぜなら、ブログなどの情報発信ビジネスにおいて新しい知識や情報のインプット作業は必要不可欠な努力だからです。
情報発信においてインプットは嫌だと言う人は、勉強は嫌だしたくない、でも東大に入りたいと言っているようなもの。
つまり、ブロガーやアフィリエイターによってインプット作業は死活問題とも言える作業なのです。
逆にインプット作業を継続して行えると言う人は、ほぼ間違いなくブログやアフィリエイトで成功できると言えます。
もちろん、成果がでる速度などは個人差があるでしょうが、それであってもインプットそしてアウトプットができれば確実に成果を出していけるのは間違いありません。
なぜなら、情報発信ビジネスにおいてやるべき事を突き詰めて考えればインプットとアウトプットのみだからです。
ちなみにこれは補足ですが、そのインプットをする際情報や知識そのものは決して誰も知り得ない希少価値の高い情報や知識である必要は全くありません。
もちろん、そういう情報や知識が手に入るのならそれをインプットしていって下さい。
ただ、ブログなどで発信していく情報は
「どこかの誰かが知らないレベル」
で十分なのが実際のところです。
それこそ、その勉強を始める前の自分が知らなかった情報で十分。
現に1時間程度インプット作業に時間を費やして、自分が「為になった」「価値があった」と思う情報や知識にあなたと同じような価値を感じる人は世の中にはごまんといます。
ここを認識しておいて下さい。
過去の自分に情報を届ける
何度も言うように、発信する情報の質は何もはるかかなたの上から発信する必要は全くなく、ほんの1段上から1段下の人に向けて自分の言葉を使って発信すれば何の問題もありません。
1日をインプット作業に使ったのなら、1日前の「昨日の自分」に情報を届けるイメージで問題ないわけです。
もちろん、それが数時間前の自分であっても構いません。
現にあなたが発信する情報によって、その知識の階段を1段登れたと実感した人にとってあなたが発信した情報は紛れもなく「価値ある情報」と感じますので。
そしてその価値の積み重ねがあなたの信用と信頼に繋がっていき、ブランディングが出来上がり、そのまま収入に繋がっていきます。
よってあなたがやるべき事は、ターゲットとする読者よりも「少し先」の情報をインプットしていって、それを自分の言葉で発信するだけ。
それが最初は物凄く低い階段であっても全くもって問題ありません。
そこから1段1段、順をおって上がっていけばいいんです。
僕自身もそうでしたし、現在稼いでいるブロガーもアフィリエイターも最初はそういう階段を登っています。
初心者の人が、自分が発信する情報に引け目を感じる必要は全くないのです。
ここまでの僕からの話を聞いて
「なんか自分にもできそうな気がしてきた」
と感じる人はもうすでに情報発信ビジネスにおいて、8割は成功しているとみていいと思います。
あとはそのまま行動に移すのみです。
人に価値を与えればそれがそのままあなたの収入になる。
自分の好きな分野、興味のある分野の勉強をして知識や情報を集め、それを発信するだけでお金を稼げてしまうのですから正直これほどやり甲斐があっておもしろビジネスはそうありません。
少なくとも僕はそういう意識でブログなどの情報発信ビジネスを行っています。
是非あなたの参考になれば幸いです。
では今回は以上になります。
ここまでご覧下さりありがとうございました。
実績がない人は情報発信でどうブランディングすればいいのか
根本です。
今回は
「実績がない初心者のブランディング」
について。
ブランディングと言うと、かなりざっくりとしていて色々な意味がありますがここでは
「情報を発信するメディア(ブログなど)における読者との信頼関係の構築方法」
という意味でお伝えしていきます。
ちなみに、このブランディングは読者に独自コンテンツやアフィリエイト商品を購入してもらうためには必要不可欠なものなのは間違いありません。
少なくとも月収レベルで数百万、年収レベルで数千万数億と稼ぐブロガーやアフィリエイターでこのブランディングを読者との間にきちんと構築できていない人はまずいません。
月収ベースで数十万から100万ぐらいであれば、アクセス数などに物を言わせて稼げるとは思いますが、それであってもブランディングなしに情報発信で稼ぐのは効率が悪すぎます。
いずれにしてもきちんとした仕組みを作って、最終的には自動化で収益を上げていく事をしていきたいのならブランディングは絶対に意識するべきでしょう。
ただ、ブロガーやアフィリエイターにおけるブランディング戦略は基本的に
「実績」
が用いられるべき事が多く、ブランディングを施すノウハウでもこの実績を活用していけという指示を出しているものが大半です。
しかし、そうなれば自ずとこれから市場に参入する新規のアフィリエイターやブロガーといった実績がない初心者はブランディングができない事になってしまいます。
実際、このような悩みを持つ人は多いようです。
ただ、実績がない初心者がブランディングできないのかと言えば決してそうではありません。
たとえ実績がなくとも、実践していけるブランディング方法をしっかりとございます。
そこで今回は、その解決策として
「実績がない人は情報発信でどうブランディングすればいいのか」
というテーマで進めていきたいと思います。
実績のない初心者のあなたがブランディングを施していく方法
ただ、前提として実績というものは
「あるに越した事はない」
というのが実情です。
特にビジネス系のメディアでは、そういった「自分はこれだけ稼いでいます」という実績は確実にブランドとなります。
また、読者の興味や関心をひく上では一つの武器となるのは間違いありません。
現にこちらのブログでも、そういった実績を少しではありますがプロフィール欄に掲載しております。
とは言え、実績がなければブランドは作れないのかというと決してそんな事はありません。
「実績がない初心者でもブランドを作れる」
ブランディングに関しては、これが答えになります。
現に僕自身、これまで多くの方にブログやアフィリエイトのコンサルティングを行ってきましたが初心者であってもしっかりブランドを確立させて成果を出してもらっています。
では、初心者が読者との間にブランディングを構築していくにはどうすればいいのか。
まず第一に意識して欲しい事は
「たとえ自分が初心者であってもそれをわざわざ申告しない」
と言う事。
つまりブログなどにおいて、読者の方に
「自分に実績はありません」
とわざわざ言う必要はないと言う事です。
少し考えて欲しいのはブログなどを通して情報発信で稼いでいく場合、読者に対してノウハウを売ったり、なんらかの商品を売っていくことになります。
と考えれば、読者としてもそれについてより詳しい人から買いたいはず。
ブログで稼いで行こうとしている人ならすでにブログで稼いでいる人からノウハウを買いたいと思うのは当然のことですよね。
アフィリエイトなら既にアフィリエイトで稼いでいる人からノウハウを買いたいと。
つまり、これから稼いでいこうとする初心者には応援こそするもののその人にお金を払って学ぼうとは絶対に思いません。
仮にそういった初心者にお金を払ったとしても、あくまでも応援の一環でありその人から何かを学びたいという動機で行なった行動ではないのです。
ですので、情報発信メディアにおいてわざわざこちらから初心者ですと明言する必要はないと言う事。
このミスを犯してしまっているブロガーやアフィリエイターは物凄く多いので、一度あなたも確認するようにしてみて下さい。
もちろん、これは決して読者を騙すとかそういったものではありません。
あくまでも情報発信において、マイナス面をなくしていく戦略です。
もちろん、まだ実績のない初心者の方が「自分はすでに年収数億円です」と言うのは捏造になりますしこれは違法行為になります。
というか、そういう誇大な背伸びは読者にすぐばれますので即座に読者からの信頼は地に落ちるでしょう。
まぁ、これは論外ですね笑
ですので、初心者の方はまずは自分の実力は読者に委ねると言う意味でも「わざわざこちらから明言しない」と言う事は徹底して下さい。
本当のブランドを構築するものとは
読者からの信頼勝ち取り、本当のブランディングを構築するもの。
それは間違いなく
「発信する情報の質」
になるでしょう。
「その記事を読んでためになった」
「そのコンテンツを読んで学びを得た」
読者がそんな感想を持つ情報を発信する。
正直な話、これに勝るブランディングはありません。
いくら実績がなくとも、本当に価値のある情報を発信し続けていけばあなたのブログから何らかの商品を購入してくれるお客さんや読者は必ず現れてきます。
なぜなら、
「価値のある情報を発信しているから」
です。
ブログやアフィリエイトで成功していくには「実績」といった「見た目」よりも、「価値ある情報」という「中身」の方が遥かに重要なのです。
そして「価値ある情報」とは端的に言えば「読者が満足する情報」になります。
読者が満足する情報などは、才能やスキルなど全く関係なく自身がしっかりと情報や知識を勉強していけば誰でも発信していけるはずです。
何より、いくら「自分はこれだけ稼いでいます」と実績を提示しても、発信する情報になんの価値もなければ読者からの満足を引き出す事はできません。
つまり、読者から満足感を引き出す事ができなければ、当然読者との信頼関係つまりブランディングを構築していく事は不可能なわけです。
そういう意味でも、現時点で実績がない人もそれなりの実績がある人も「自身が取り扱うテーマの勉強」を継続的に行っていく事は必要となるでしょう。
自分には実績なんてない、という初心者の方は読者が満足する価値ある情報を発信すると言う事を意識しながら情報発信、記事作成を行うようにして下さい。
その積み重ねが必ず成果につながり、その成果が「実績」となる。
そこまで行けば自ずと読者とあなたとの間に、強固な信頼関係、真のブランディングができているはずです。
それでは、今回は以上になります。
ここまでご覧くださりありがとうございました。
また、読者にとって「価値のある情報」を発信する方法は以下の記事で解説しております。
よろしければ参考にしてみて下さい。